同じバスケでも競技規則は別
3x3は、5人制を小さくしただけの形式ではありません。コート上の人数に加えて、得点、試合時間、攻守交代後の再開、テーブルオフィシャルズの担当も異なります。
ここではJBAの2026年版3x3競技規則と5人制TO資料をもとに概要を整理します。大会や年齢カテゴリーでは独自規定があり得るため、実際の試合では要項と当日の説明を確認してください。
主な違い
| 見る点 | 3x3(JBA 2026規則) | 5人制 |
|---|---|---|
| コート上の人数 | 1チーム3人。公式規則では交代要員は最大1人 | 1チーム5人 |
| コートとゴール | ハーフコートと1つのバスケット | フルコートと両端の2つのバスケット |
| フィールドゴール | アーク内1点、アーク外2点 | 2点・3点 |
| 試合時間 | 公式大会は10分の1ピリオド。時計停止条件あり | 複数ピリオド。時間はカテゴリー・大会規定による |
| 再開・攻守交代 | デッドボール後はチェックボール。得点後はゴール下からアーク外へ運び、守備リバウンド・スティール後もクリアする | スローイン、リバウンドなど場面別の再開 |
| TO構成 | スコアラー、スコアボードオペレーター、ショットクロックオペレーター | JBAの基本構成は4役 |
これは形式の違いをつかむための要約です。ファウル、タイムアウト、時計操作、交代には追加条件があります。
得点は「1点・2点」と「2点・3点」
5人制では通常のフィールドゴールは2点、3ポイントラインの外からのゴールは3点です。3x3ではアーク内が1点、アーク外が2点です。
記録する人は、コート上の位置と適用ルールを確認してから得点を反映します。表示だけで推測せず、審判の合図や大会の手順に従いましょう。
試合時間とテンポ
JBA 2026年版3x3規則では、公式大会は10分間の1ピリオドで、ボールがデッドになったときとフリースローの間にゲームクロックが止まります。規定時間が終わる前にチームが21点または22点に達した場合は、その時点で勝利です。20点から2点シュートで22点に達する場合も含まれます。同点で規定時間を終えたら延長に入り、先に2点を取ったチームが勝ちます。なお、ゲームクロックが使えない場合は、規則8.7により主催者が競技時間やサドンデスの得点上限を設定できます。
5人制は複数ピリオドで行われ、長さはカテゴリーや大会規定によって変わります。観る試合の競技規則を確認するのが確実です。
再開方法にも注目
チェックボールは、デッドボール後に新たなポゼッションが与えられたとき、アーク外側のトップで行います。一方、フィールドゴールが成功した後はチェックボールを行いません。得点されたチームがバスケットの真下からドリブルまたはパスでボールをアーク外へ運んで再開します。
シュートが外れた後、オフェンスがリバウンドを取ればクリアせず攻撃を続けられます。ディフェンスリバウンド、スティール、ブロック後は、新たな攻撃チームがパスまたはドリブルでアーク外へボールを運んでから攻めます。
5人制ではスローインの位置やリバウンドなど、状況に応じた再開があります。笛の後は時計表示だけでなく、審判の合図とボールの再開位置にも注目しましょう。
TOの担当も同じとは限らない
JBAの2026年版3x3規則が定めるTOは3人です。5人制のJBA簡易版TOマニュアルは基本の4役を示しています。経験したことのある形式の手順をそのまま持ち込まず、担当表と大会説明を確認してください。
観戦・記録チェックリスト
- 3x3か5人制か、当日の競技規則と大会要項を確認する
- 得点の単位を意識する(3x3は1点・2点、5人制は2点・3点)
- 試合時間、時計停止、同点時の扱いを確認する
- 笛の後に保持チーム、再開位置、審判の合図を見る
- TO担当時は、その形式の担当表と機材説明を確認する
よくある質問
3x3はいつも10分ですか? JBA 2026規則は公式大会で10分の1ピリオドを定め、他大会にも推奨しています。主催者が競技時間や得点上限を設定できる場合もあるので大会要項を確認してください。
3x3は何点で終了しますか? JBA 2026規則では、規定時間の終了前に21点または22点に達すると、そのチームが勝利します。規定時間終了時に同点なら延長を行い、先に2点を取ったチームが勝ちます。ゲームクロックが使えない場合に主催者が時間や得点上限を設定する規則8.7は、この標準条件とは別のケースです。
5人制のTO経験は3x3でも使えますか? 記録や連携の基本は役立ちますが、担当構成や時計・再開方法は異なります。その大会のルールと説明に従ってください。